■ボーリング調査
■ボーリング調査孔を利用した各種観測・試験
■サウンディング試験 ■地耐力試験
■室内土質試験
地盤を『見える化』する調査
地質調査は、土質・地質・地下水など、地中の見えない情報を把握するために行う調査で、建設事業における設計・施工のあらゆる段階で基礎となる重要な技術資料を提供するものです。 地盤の性質を科学的・工学的に明らかにし、構造物の安全性確保やコスト最適化、施工計画の合理化を支援します。弊社では、ボーリング調査をはじめ、各種の観測・試験、簡易なサウンディング調査、地耐力の評価、さらには室内での土質試験に至るまで、幅広い調査メニューを取り揃えており、現場の状況やニーズに応じた調査計画をご提案しています。
①ボーリング調査
地盤の深部情報を直接把握するための基本的な調査方法であり、標準貫入試験により地層の硬さや土質の確認が可能です。地中を掘削しながら標準貫入試験を実施し、土の試料を採取
φ66 mm~
・オールコアボーリング
・ノンコアボーリング
・各種サンプリング
ボーリング調査全景 オールコア ボーリングマシン 柱状図
②ボーリング調査孔を利用して各種観測・試験
ボーリング後の孔を利用して、地下水や地盤の変位・強度などを測定することで、地盤環境のより詳細な情報を取得します。
・地下水位観測
・傾斜計による変位観測
・孔内水平載荷試験
・現場透水試験 など
③サウンディング試験
地層の硬さを簡易的に確認する方法で、比較的低コストかつ広範囲の地盤状況を把握するのに適しています。
スクリューウエイト貫入試験
回転式自重挿入(軟弱地盤対象)オートマティックラムサウンディング試験
動的コーン貫入(中硬地盤対象)
④地耐力試験
地盤の支持力を評価するための試験で、直接荷重をかけて変形量を測定し、基礎構造の設計に活用されます。
平板載荷試験(ジャッキ圧をかける) 簡易支持力測定キャスポル(錘を落下させる) コーン試験 コーンペネトロメータ(人力で押し込む)
⑤室内土質試験
現場で採取した試料を用いて、土の物理的・化学的性質を定量的に評価する試験です。安全で経済的な設計の根拠となる重要なデータを得ることができます。