❾漏水調査

■戸別音聴調査 ■弁栓音聴調査 ■路面音聴調査
■トレーサ式漏水調査 ■相関式漏水調査等

漏水調査

 水の流れる音を聴き分け、漏水箇所を発見する調査です。主に給水装置での漏水は、音聴棒を使って直に音を聴き分けます。周囲の交通量や音、振動などにより発見が難しい時には、ヘリウムガスを管内へ噴射し、漏水箇所から土粒子の隙間を通り漏洩・上昇した気体を路面上で検知することで漏水箇所を探し出すトレーサ式漏水調査で、正確な位置を発見します。地上では見えない水道管路からの漏水を発見することは、道路陥没等、漏水による二次災害防止と、修繕部位の特定の他、水資源の有効利用にも役立ちます。

 また、弊社は自社敷地内に、フィールドテスト場を完備しており、社員の研修や技術向上に役立てています。

戸別音調査

 主に、給水装置での漏水発見を目的とした作業で、弁(バルブ)や栓(蛇口等)を利用し、音聴棒で直接漏水音をキャッチすることにより異常音発生場所を迅速にかつ正確に選出します。漏水調査の際、まず初めに行う基本的な調査です。

 漏水探知器にて路上探知を行い、漏水音を発見します。
また、交通量が多い道路に布設されている管路や昼間の使用水が多い管路は夜間調査を行います。

トレーサ式漏水調査

 漏水していると疑われる区間の配管に、ヘリウムガスを配管内部へ気体充填し、漏水箇所から土粒子の隙間を通って漏洩・上昇した気体を路面上で検知し、漏水箇所を探し出す工法です。
発見不可能な箇所・漏水擬似音が広範囲な場所・微小漏水等は、この方法により正確な漏水位置を発見・確定する事ができます。

流量調査

 流量計は、設置した管の流量、流水方向を測定することができます。
設置箇所の水系に於いて、深夜帯など使用水の少ない時間帯の流量を把握することで、漏水の有無を判断することができます。